「骨と関節の日」について

皆さん、「骨と関節の日」をご存じですか。日本整形外科学会が10月8日を「骨と関節の日」と定めました。ホネのホは十と八に分かれますので十月八日としたわけです。10月8日は「体育の日」に近く、骨の健康にふさわしい季節であるということもその日に決めた理由です。
日本臨床整形外科学会では、この日を中心に、毎年、上記のような、整形外科疾患のテーマを決めて、各県臨床整形外科医会が、各地でさまざまな行事を行なっています。講演会をはじめ、医療相談、新聞記事、電話相談、新聞広告等を予定しております。多くの方が参加されてください。

日本臨床整形外科学会骨と関節の日委員会

ロコモについて

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を
「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。
進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。

ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。

いつまでも自分の足で歩き続けていくために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要なのです。

「運動器の健康・骨と関節の日」 市民公開講座のお知らせ

次回は、

2023年10月22日(日)を予定しております